函館白百合学園中学高等学校

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シャルトル聖パウロ修道女会 総長様歓迎会の様子

2017.10.24

現在40か国で働くシャルトル聖パウロ修道女会の総長メール マリア・ゴレッティ・イと総顧問のスール ブリジット・サヴァージュが
本部のあるローマから日本各地にある白百合学園の視察のため、来日され10月20日の午後に函館白百合学園に来校されました。
(公式訪問は15年ぶりと聞いております)
吹奏楽団による演奏や生徒全員での合唱で喜びを表しました。

以下が歓迎会の際に総長様より頂きましたメッセージです。

~函館白百合学園の皆様へ~

本日は函館白百合学園を訪問し、また皆さんにお会いでき非常に嬉しく思っております。

函館は私達の修道女会が初めて日本に降り立ち、活動を始めた場所です。3人のマスール達が
1878年にフランスから函館に来て以来、この地で教育に携わってきました。

皆さんは、とても恵まれた環境、そして美しいキャンパスで過ごしていらっしゃいますね。感動しました。

素敵な歓迎の言葉と、美しい花束、そしてたくさんのご寄付をありがとうございます。このご寄付は、カメルーンのミンドゥルー村に贈りたいと思います。カメルーンにはピグミ族が学ぶための特別な学校と寮があるのです。

神様は愛を持ってみなさんを創造されました。神様は、みなさんをこの世に誕生させただけでなく、たくさんの贈り物を下さっています。みなさんは、神様からとても多くの才能を頂いているのです。

みなさんが生まれた時、みなさんのご両親やご親戚はとても幸せな気持ちになりました。それだけでなく、この世界全てがみなさん1人1人の誕生を祝福したのです。私達はみな、神様からの、この世への素晴らしい贈り物なのです。

ですから私達は、お互いを素晴らしい贈り物として大切にしなければならないのです。互いを愛し、神様が私達にくださった贈り物である両親、友達、先生方、自然界全て、そして自分自身を大切にしなければいけないのです。私達はみな、お互いがお互いへの大切な贈り物なのですから。

私達は1人では生きていけません。お互い助け合い、敬い合い、そしてお互いのために祈りながら
生きていくのです。

今、みなさんが毎日をどのように過ごすかは、みなさんの未来に大きく影響を与えることとなります。
毎日を大切に過ごして下さい。一生懸命に勉強し、ご両親や先生方を含めた自分の周りの人達みんなを敬い、助け合いながら、いつかみなさんも、愛情溢れる親、よきリーダー、またよい先生になってください。

私たちの修道女会は、アジアではフィリピン、タイ、韓国、日本など多くの国で教育に携わっています。アフリカにもいくつかの学校があります。世界40カ国で活動しているのです。
私はローマから来たのですが、いつか、ローマにいらっしゃることがありましたら、ぜひ私達の修道女会にお立ち寄りください。心から歓迎致します。

本日はありがとうございました。
いつもみなさんのためにお祈りしています。神様のお恵みがありますように。

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by k

 

 

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