歴史は1878年(明治11年)にまで遡ります。
フランスより3人の修道女が着任し、女子教育と社会福祉の基礎を築きました。
白百合女子大学をはじめとする本学園の最初のページが、ここに記されたのです。
校章に掲げる「白百合」の花は
理想の女性である聖母マリアを表しています。
また聖女ジャンヌダルクが
祖国を救う旗印になった、
「勇気と希望のシンボル」でもあります。
本学園は、中学校・高等学校の普通教育を施し、キリスト教の精神に基づいて、正しい世界観と道徳的信念を養い、神のみ前に誠実に生き、人としての品性を重んじ、愛の心をもって人類社会に奉仕できる人間を育成しています。
函館白百合学園の歴史は、遠く1878年(明治11年)にまで遡ります。
開かれた港町として進取の気風あふれる函館に、フランスより3人の修道女が着任し、女子教育と社会福祉の基礎を築きました。
東京の白百合女子大学をはじめとする本学園の最初のページが、ここに記されたのです。
この年にはじめられた教育事業は、1886年函館市元町八幡坂に開校した聖保禄(せいほろ)女学校として認可されます。その後、元町高等女学校を経て、1951年(昭和26年)、現在の函館白百合学園高等学校となりました。
裁縫・手芸・編物などを教える小さな私塾から有数の進学校へ、函館の片隅から全国へ。
3人の修道女がまいた種は今、しっかり根付き、花を咲かせています。
1878年 (明治11年) |
5月28日フランス・シャルトル聖パウロ修道女会の三修道女来函。 元町に授産所・施病院・孤児院を開設し、教育事業をおこす。 |
1886年 (明治19年) |
1月1日聖保禄女学校開校。 |
1942年 (昭和17年) |
10月元町高等女学校と改称。 |
1951年 (昭和26年) |
函館白百合学園高等学校と改称。函館白百合中学校と改称。 |
1978年 (昭和53年) |
9月創立100周年記念式典。 |
1980年 (昭和55年) |
4月山の手新校舎へ移転。 |
1986年 (昭和61年) |
4月LBコース(特別進学コース)設置。 |
1988年 (昭和63年) |
2月聖堂・図書室・食堂など増改築落成。 |
1991年 (平成3年) |
4月SEコース(文系進学コース)設置。 |
1994年 (平成6年) |
暁の星ハウス落成。 |
1995年 (平成7年) |
ルルド落成。 |
1997年 (平成9年) |
4月函館白百合学園中学校再開。 |
1998年 (平成10年) |
普通コースをVSコース(総合コース)と改称。 |
2003年 (平成15年) |
創立125周年記念式典 |
2005年 (平成17年) |
VSコースを改変し、総合進学コースと看護医療系進学コースに。 |
2012年 (平成24年) |
3月SEコース(文系進学コース)廃止 |
2014年 (平成26年) |
マリア寮閉寮 |