モンテッソーリ教育とは
モンテッソーリ教育とは、イタリア初の女医であったマリア・モンテッソーリ(1870-1952)が確立した教育法です。
「ひとりでできるように手伝ってね」という子どもの心の声に寄り添い、大人は「やってあげる」のではなく、やり方を見せ環境と結びつけるという関わり方で子どもに向き合います。
自分で選んだ活動に一生懸命に関わり、やり遂げるというサイクルをたどることで子どもの潜在する可能性を引き出し、自主性、創造力、調和の心を持つ人格の基礎が培われます。
子どもの興味・関心に合わせ様々な活動ができる環境を準備しています。
●日常生活の練習●
子どもは動きながら自分の生活に必要な力を身につけていきます。
子どもサイズで本物の教具を使いながら日常生活の練習を通じ、独立心や自立心を養います。
靴磨き
お花の水替え- 鏡磨き
お花の水替え
●感覚教育●
子どもは感覚を通して世界に出会います。
感覚器官と手指を慎重に使う活動を通じ、知性の発達を援助します。
- 葉の箪笥（たんす）
- はめこみ円柱
- 色版
●数教育●
子どもの生活は実に多くの数的要素に溢れています。
教具の扱いを通じ、物事を分析し論理的に判断し解決する力を養います。
- 数字と玉
- セガン板
- ビーズの紹介
●言語教育●
幼児期はことばや文字をいとも簡単に吸収する時期です。
五感に働きかけ体を動かし楽しく言語を習得します。
- 絵合わせカード
- 五十音並べ
- 秘密袋
●文化教育●
「日常生活の練習」「感覚教育」「数教育」「言語教育」を間接的準備とし、子どもの興味・関心は多方面に広がります。
文化教育を通じ更に多くの興味の種をまいていきます。
- 五つの脊椎動物 絵合わせカード
- 日本地図
- 世界地図 教具棚
